このところ音楽界のトレンドの一つとして盛んに語られているのがアダルティな音楽ということだ。
これらのムーヴメントの根底にあるのは、「”ちゃらい流行曲”ばかりに独占されてしまったポップ・ミュージックには飽き飽きした。私たちはもっと良質な音楽を欲しているのだ。」という:た人たちの叫びである。
70年代の後半、アメり力の西海岸を中心地にしてAORの大きなムーヴメントが産まれた。そのうねりは、当然のことながら日本にも上陸して、ボズ・スキャッグスやボビー・コールドウェルといったアーティストがメガヒットを飛ばした。
しかし、日本に上陸したのと同じように、ハワイにも上陸したのだ。それがハワイアンフィーりングとうまくブレンドされて、カラパナなどに代表される音楽が誕生している。それが日本にも上陸した。そして大ヒットとなった。その後、色々な音楽が流行ってはすたれ、様変わりしてきたが、ハワイにおいては、こうしたハワイアンコンテンポラリ一ミュージックは今も脈々と受け継がれていて、一つのジャンルとしで最大級の勢力を誇っている。
このアルバムはKOHALAで、すっかりお馴染になったチャールズ・ブロットマンが責任監修したハワイ版AORの選曲集。最後に一つ加えておけば、ハワイはワイキキだけではないということだ。スローライフを望むなら、ワイキキの喧騒(=流行〕から少し離れて、じっくりとハワイの奥深い良さを探求してみるのもいいと思う。
村上太一 |
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