Sweet
Jazz Trioについて
アルバム邦題 : "フロム・スウェーデン・ウィズ・ラヴ"(原題:"Very
Swedish")
原盤ライナーより
このCD("Very Swedish")は、Sweet
Jazz Trioのコンセプトである"室内楽的なジャズ"に生まれ変わったスウェーデン音楽を紹介している。これらの曲はスウェーデンのフォークソングやバラードが立派にスウェーデン・ジャズとなっていて、ほとんどの曲は、スウェーデン人なら歌える曲から以前に聞いた事の無い様な作品に仕上がっている。
スウェーデン・フォークソングは哀愁を感じさせる。―藍色の夜明け,青緑色の木々、深く謎めいた森林地の湖、魅惑的な黄昏、永い冬、さみしさ。
"Jag vet en dejlig rosa", "Byssan
L ull", "Va'da du",
"Vem kan segla forutan vind", "Keistallen
den fine", "Ack Varmeland du skona"といった曲を聞けば十分に理解出来るはずだ。
実際はスウェーデンの歌として取り上げられている歌は、時代を重ねるごとに、出所は霧にはばまれ、どれが純粋なスウェーデンの歌であるかという事を判断するのはとても難しいのだが・・・。
このアルバムに収録されているその他の作品は、スウェーデン・ジャズ界の著名な4人によって作曲されたものから構成されている。
バラードシンガーであるOlle Adolphson, Cornelis Vreeswijk,
Torgny Bjorkそしてユーモア作家でもあり歌手そしてピアニストであるPoverl
RamelはSweet Jazz Trioについて次の様に語っている。
Olle Adolphsonは、"Det Gatfulla folket"を語る際、すぐれたウッドベース奏者であるHans
Backenroth の弦を操る指を「蝶の羽の様」と表現している。
Povel Ramelは、"Underbart ar kort"を語る際、ギターを操るMats
Larssonの音を「正確、厳格、美しく、感情的である」と表現している。また、「弾かない事の重要さ理解しているギター奏者」であるとも絶賛している。
テナーサックス奏者Hacke
Bjorkstenと伝説の故バリトンサックス奏者Lars Gullinはスウェーデンでの一流ジャズ奏者として名高い。
故Lars Gullinの作品"Danny's Dream"について故Cael-Erik
Lindgrenは、「とまどい、冷たいスウェーデンの夏夜のように悲しく、甘美の香りを漂わせると同時にやさしい抱擁を感じさせる1作品」と1954年"Orkester
Journalen"にて評じている。
故Thore Swanerud は伝説のピアニストで"I'm in
the Mood for Love "をJames Moodyの伴奏をして弾いている。
"Sodermalm"は彼が住んでいた母なる地―ストックホルムの南の古い町Sodermalmに向けて書き下ろされたものである。
その他にもバラード曲"Jill"、そしてアップテンポな曲"Elvan"があり、
CDの質の高さは想像以上のものであり、これはもはや"聴く"よりも"体感"する方がこのより高い価値と満足を堪能できるであろう。
(Lennart Wallnor とAke Blomに敬意を表して・・・)
Lesse
Tornqvist
(コルネット奏者)
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