“Good Vibe Project-Karin Hammar with friends”から数えて5年。彼女のカルテットとしては実質的に初のアルバムがここに完成した。これまで、ケニー・ワーナー、スティーブ・スワロー、ゲーリー・バートン、マリア・シュナイダーなどと共演を重ね、姉のミミと組んだスライディング・ハマーズでの活躍。さらに、スウェーデンを代表するトロンボーン・プレイヤーでありプロデューサーのニルス・ラングレンの強力なサポートを受け世界的なトロンボーン・プレイヤーへと一歩一歩着実に成長してきた、カリン・ハマー。彼女が現在最も信頼するベストなメンバーを得て録音されたのが本アルバムである。
彼女のオリジナル10曲からなる「エヴリデイ・マジック」はオリジナリティーに溢れ、独創的なアイデアとフレッシュなプレイ、とりわけスイングすることを忘れない、心地よいジャズは、トロンボーンを愛する人だけでなく多くのジャズ愛好家が楽しめる内容の濃い作品となった。
2009年の6月にスライディング・ハマーズとして初めての日本公演を行い、大成功を収めたことは記憶に新しい。その時に行われたトロンボーンクリニックでは、トロンボーンを愛するビジネスマンからプロを目指す有望な音大生が参加、カリンの熱心な指導ぶりと音楽に対する真摯な態度はあらためて彼女のジャズに対するひたむきさを垣間見せてくれた。常に進化を続けるカリン・ハマーのトロンボーン。この作品が彼女を更なる成功に導くことは間違いない。
|
|